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 【既報関連】保健省が3月30日、現時点では新型コロナの「パンデミック」を季節や地域に限定された流行を示す「エンデミック」に移行したと宣言する事はできない事を明らかにしたと3月30~31同日付現地サイトが報じた。
 ケイロガ保健相は、20年2月に出た新型コロナによる国民の健康に関する緊急事態終了を宣言する事は可能だが、新型コロナのエンデミックへの移行宣言は保健省の管轄外だと明言し、「3月末日までにエンデミック宣言が出るはず」とのボルソナロ大統領の予告を裏切った。
 同相は、緊急事態終了を宣言するには、最低でも、疫学的なシナリオと病院システムの構築、初期段階での効果的な薬へのアクセスの3点を考慮する必要がある事も強調した。公式承認された新型コロナ治療薬はまだわずかで、最後の条件は満たされていない。
 疫学的な面を見ると、3月末日現在の新規感染者の7日間平均は2万5745人で、1月7日の2万3243人に近い。また、2月3日の18万9526人/日比では8分の1に激減している、

 死者の7日間平均も207人に減り、1月19日の212人/日を下回った。2月11日の951人/日比では4分の1以下だ。
 月間感染者は116万275人で、過去最多だった2月の34・5%に減少。1~3月累計の766万374人は、20年の99・8%、21年の52・4%で、オミクロン株の感染力の強さを示すが、オミクロン株亜種のBA2の感染者は続いている中での減少傾向はワクチン接種などの防疫対策の効果だ。
 また、月間の死者1万424人は1月の8082人を下回り、2月比でも半分以下に減少。3カ月間の累計4万701人は20年の5分の1、21年の10分の1で、ワクチン接種の進展や感染者増もあり、オミクロン株の致死率はそれ以前の波を生んだ株より低くなっている。
 世界保健機関(WHO)は3月30日に、新型コロナウイルスは変異を続けているが、予防接種の進展と感染者増で重症者や死者は減っているから、年内にインフルエンザなどと同様に、接種を繰り返しながら共存していく病気となり得るとの見解を示した。

転載元:https://www.brasilnippou.com/2022/220402-12brasil.html