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 サンパウロ州マリリア市議会は10日、マルコス・レゼンデ市議会議長(PSD)が提出した「日本移民記念公園」建設法案を全会一致で承認した。これにより同市への日本人移民の歴史的貢献を称えた公園が建設される。ニッパク紙の取材によれば、同議長は「候補地は、近日中にダニエル・アロンソ市長や同市日系団体代表と会議を開いて決定する。既に大型商業施設の近く等いくつかの提案を受けている」とさっそく具体化に向けて進んでいるようだ。 マリリア市は聖市から北西に446キロ、パウリスタ地方の主要都市だ。人口24万人、国内有数の規模と活動力を誇る日系社会を有している。かつて終戦直後には勝ち負け抗争の激しかった場所の一つだったが、長い時間をかけて日系人の貢献が認められ、110周年の眞子さまご訪問が大きな好印象を市民に残した形だ。
 同氏の提出した計画では、公園には日本の都市計画や造園様式を取り入れた門や彫刻、伝統的な日本庭園様式や池泉、桜を盛り込む。今年度末に広場が完成する予定。
 同氏は「我が市にはすでに日本移民に関する三つのモニュメントがある」と述べ、「しかし、市内の日系コミュニティやその子孫に関する物は今まで無かった」と説明する。

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執筆者:外務省 総合外交政策局 参事官 大鶴哲也 氏
(前・在リオデジャネイロ総領事)

リオデジャネイロ在勤1年5か月(2019年10月~2021年3月)。これに過去3度に亘る外務省中南米局勤務(=その間ブラジル出張複数回)を経て、筆者の中に造影されているブラジル像は、今のところ次のような3つの相矛盾する印象軸から成り立っている。

すなわちブラジルとは、

・大きくて、小さい国、である。
・柔らかくて、硬い国、である。
・哀しいが、幸せな国、である。

1(1)「大きい」国

・ブラジルは「大きい」国である。

面積は世界第5位、日本の23倍。米国「本土(CONUS)」よりも広い。南米大陸の半分を占め、同大陸12か国のうち10か国と国境を接する。

人口も世界第6位で、日本の2倍弱。南米大陸に住む人間は、その半分がブラジル人である。

名目GDPは世界第9位で、カナダやロシアよりも大きい。ラテンアメリカのもう一方の雄メキシコにも大きく差をつけており、つまりブラジルは、西半球では米国に次ぐ2番目の経済大国である。

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サンパウロ市南部にあるサンタクルス病院(佐籐マリオ理事長)は82回目の創立記念日4月29日を機に、病院名を「サンタクルス日本病院」に改名する式典を13日に同施設で行った。その際、佐籐理事長は「その名に恥じぬよう、国内トップレベルの病院となる事を目指します」との意気込みを語った。
 マラリアや結核により奥地の耕地で次々に日本移民が亡くなる事態に対処するため、戦前唯一の日系医療機関「同仁会」が中心になって病院建設計画を作った際、皇室から御下賜金があったことで一気に募金が進み、1939年に開院することができた経緯がある。

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